ガザ教会での母娘射殺、イスラエル軍が責任を否定
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区にある教会で16日に母親と娘がイスラエル軍の狙撃兵によって射殺された事案で、イスラエル軍は2人の死に対する責任を否定した。
イスラエル軍は19日、声明を更新し、「2人の女性が殺害されたとされる」同じ地域で、「(イスラム組織)ハマスの観的手」として確認された個人3人に向けて発砲したと明らかにした。しかし、イスラエル軍は、女性2人の死亡についての報道は「イスラエル軍の部隊が敵の監視所にいた観的手を標的にしていたとする軍の最初の検証結果とは一致しない」と述べた。
イスラエル軍は、今回の事案について、引き続き検証を行う。
CNNはこれより前、ガザやヨルダン川西岸地区、イスラエル、キプロス、ヨルダンのカトリック教徒を管轄するラテン・エルサレム総大司教区座が、ガザの教会に避難していた母親と娘がイスラエル軍の狙撃兵によって射殺されたと発表したと報じていた。