イスラエル世論調査、きょう選挙ならネタニヤフ首相に打撃

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(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相の政界での展望が引き続き暗いものであることが最新の世論調査で明らかになった。選挙が今日行われた場合、ネタニヤフ氏が率いる政党「リクード」は大きく引き離された2番手となる可能性があるほか、現在の連立政権も政権を維持するのに十分な議席を確保できないとみられる。

CNN提携局のチャンネル13が行った世論調査によれば、戦時内閣のメンバーでもあるガンツ前国防相が最大の勝者となる見通し。世論調査によれば、ガンツ氏が率いる「ナショナル・ユニティ」が37議席を獲得する見通し。ネタニヤフ氏のリクードは16議席を獲得。ラピド元首相が率いる「イェシュアティド」は14議席を獲得するとみられる。

イスラエルがイスラム組織ハマスとの戦闘を継続している主な要因について、53%がネタニヤフ氏の個人的な利害を指摘した。国益のためと考えている人の割合は33%。残りは、「分からない」か回答なしだった。

イスラエルで最後に選挙が行われたのは2022年11月1日。次の総選挙は26年10月27日に予定されているものの、イスラエル人の多くは今年中の選挙実施を希望している。

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