米高官、米国人人質の家族とオンラインで面会
(CNN) サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日、パレスチナ自治区ガザ地区で人質になっているとみられる米国人の家族とオンライン形式で面会した。事情に詳しい関係者が語った。
関係者2人がCNNに語ったところによると、13日には中央情報局(CIA)のバーンズ長官が人質解放に向けた協議のため、エジプトを訪問する。
家族は面会後の声明で、人質を帰還させるために米政権が続けている努力に感謝すると述べたうえで、交渉進展の遅さに対するいらだちをあらわにした。
「人質の20%以上が殺害されたと報じられるなかで、一刻も無駄するわけにはいかない」「合意のないまま、また1週間が過ぎていくことは許されない。今すぐに人質を帰還させる合意を成立させる必要がある」と主張した。
面会には、昨年11月の合意でめいが解放された女性も含まれていた。
一部の家族は2週間前にホワイトハウスでサリバン氏と面会していた。ブリンケン国務長官が先週、イスラエルを訪問した際に面会した家族もいる。