ウクライナ軍、アウジーイウカ制圧後のロシア軍を監視 次の攻撃地探る

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ロシア軍の攻撃によって発生した火事の消火にあたる消防隊員/Yevhen Titov/AP

ロシア軍の攻撃によって発生した火事の消火にあたる消防隊員/Yevhen Titov/AP

(CNN) ウクライナ軍は、ロシア軍が東部ドネツク州の要衝アウジーイウカの制圧後、どのように再編成し、次の動きへの準備をどう進めているのかを監視している。ウクライナ軍の報道官が19日に明らかにした。

ウクライナ軍東部作戦管区の報道官によると、ロシア軍は現在アウジーイウカを掌握。今後必要と考えられるあらゆる地点に部隊を移動できる状況にある。

現時点でアウジーイウカ攻略に関与した多くの旅団が移動可能だという。その中には諜報(ちょうほう)部隊、特殊作戦部隊、砲兵隊、パラシュート部隊、機動化歩兵部隊が含まれる。

報道官はラジオ局のインタビューに答え、ロシア軍の再編成や移動には通常1週間程度かかると説明。今後どの地点に圧力がかかり始めるかを監視していくとの方針を示した。

ロシア軍がこれまで攻撃しているのはドネツク州のバフムートとマリンカ近郊。北部ではハルキウ州のクピャンスクに向けて攻勢をかけている。また南部ではザポリージャ州に部隊を集結させている。

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