イスラエル、イランの攻撃を「99%」迎撃

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ロケット弾の迎撃のために発射された防空システム「アイアンドーム」のミサイル=2023年5月/Menahem Kahana/AFP/Getty Images

ロケット弾の迎撃のために発射された防空システム「アイアンドーム」のミサイル=2023年5月/Menahem Kahana/AFP/Getty Images

(CNN) イランがイスラエルに対して実施したミサイルやドローン(無人機)を使った大規模な攻撃で、イスラエル軍は14日、こうした攻撃の「99%」を迎撃したと明らかにした。

イスラエルと米国の当局者によれば、イランが13日に実施した大規模な攻撃はそのほとんどすべてが迎撃されて目標に命中しなかった。

イランは300発以上のミサイルやドローンを領土内から5時間にわたって発射したとみられている。そうしたミサイルやドローンは発射地点から1770キロ余り離れたイスラエルに到達する前に大部分が迎撃された。

イスラエル軍は14日、イランから発射された飛翔体(ひしょうたい)のうち「99%」がイスラエルやパートナー国によって迎撃されたと明らかにした。イスラエルに届いた弾道ミサイルは「少数」にとどまったという。

イスラエル軍によれば、合計で約170機のドローンと30発余りの巡航ミサイル、120発余りの弾道ミサイルが13日夜、イスラエルに向けて発射された。

米国のバイデン大統領は14日、電話会談で、イスラエルのネタニヤフ首相に対し、イランの攻撃が「価値」のあるものに当たらなかったことから、イスラエルにとっての勝利だと伝えた。米当局者がCNNに明らかにした。

米当局者によれば、米軍の艦艇や航空機は、70機余りのドローンと3発の弾道ミサイルを迎撃した。

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