英ウィリアム皇太子、公務に復帰 キャサリン妃のがん公表後初めて
ロンドン(CNN) 英国のウィリアム皇太子(41)は18日、妻のキャサリン妃が先月がんの診断を公表して以降初となる公務に臨んだ。
ウィリアム皇太子は今回、英サリーにある余剰食品を扱う慈善施設を訪問。その後はロンドン西郊の青少年センターに向かうとみられている。
ウィリアム皇太子はクリスマス以降、公務を一切行っていなかった。先月22日の動画でキャサリン妃の診断について「大きなショック」だったと述べ、すでに予防的な化学療法を始めていることを明らかにしていた。キャサリン妃のがんは1月に腹部の手術を受けた後に見つかった。
がん公表に先立ち、インターネット上ではキャサリン妃の所在をめぐる臆測やとっぴな陰謀論が出回っていた。
食料再分配組織の施設を訪れたウィリアム皇太子はボランティアと面会し、地元の団体に配る食料の積み込みを手伝った。