ソフィー妃がウクライナ訪問 侵略後、英王室のメンバーでは初めて

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キーウ(キエフ)の国連人口基金の事務所で戦争被害者に面会するソフィー妃/Anatolii Stepanov/Pool/Getty Images

キーウ(キエフ)の国連人口基金の事務所で戦争被害者に面会するソフィー妃/Anatolii Stepanov/Pool/Getty Images

(CNN) 英王室は2日までに、チャールズ国王の弟、エドワード王子の妻ソフィー妃がウクライナを訪問したと発表した。英王室メンバーがロシアによる侵攻後にウクライナ入りしたのは初めて。

英王室は、訪問の目的を侵略による性的暴行や拷問の被害者への同妃の連帯の気持ちを示すためのものとした。ソフィー妃は、英国の「性的暴力防止イニシアチブ」や国連の「女性・平和・安全保障アジェンダ」の活動にも普段、力を入れているとされる。

英バッキンガム宮殿によると、同妃はウクライナで性的暴行や拷問の被害者と会った他、ロシアが両親から強制的に切り離したとされる子どもたちとも面会した。

また、侵略の初期段階でロシア軍が一時占領し、虐殺行為が起きた首都キーウ(キエフ)近郊ブチャも訪れ、犠牲者を弔った。ウクライナのゼレンスキー大統領夫妻とも会談し、性的暴行の被害者への支援策などで意見交換。効果的かつ長持ちするウクライナ復興策を実現させる上での女性の役割についても話し合ったという。

英王室ではウィリアム皇太子が昨年3月、ウクライナと隣国ポーランドの国境線周辺を訪れ、警戒などに当たる英軍とポーランド軍の兵士を励ましたことがある。

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