英チャールズ国王、来週公務復帰へ 2月にがん治療公表
ロンドン(CNN) 英王室は26日、チャールズ国王(75)が「治療と療養の期間」を経て来週公務を再開すると発表した。チャールズ国王は2カ月前、がんの治療を受けていることを明らかにしていた。
王室の声明によると、チャールズ国王は30日にカミラ王妃を伴ってがん治療センターを訪問し、医療の専門家や患者と面会する。
この施設は国王の治療に直接関わっている治療センターとは異なるとみられている。
チャールズ国王はがんセンター訪問を皮切りに複数の公務をこなす見通し。王室はまた、日本の天皇、皇后両陛下を6月に国賓として迎えることも発表した。
声明は「戴冠(たいかん)式から1年の節目が近づく中、国王夫妻は昨年の喜びと苦難の中で世界中から寄せられた厚意と善意に深く感謝している」との文言で締めくくられている。