ラファを退避の住民約80万人に、人口のほぼ半数 UNRWA
(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は18日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区最南端部のラファ市で軍事作戦に着手して以降、同市を逃れた住民らは約80万人に達したと報告した。
総人口のほぼ半数となっている。イスラエル軍のラファへの地上侵攻は今月6日に始まっていた。
事務局長はガザでの戦闘勃発後、パレスチナ人は再三逃避を強いられているとSNSに投降。「安全な場所を見つけておらず、UNRWAの避難施設でさえそうだ」と強調した。
人道支援の必要性が強まるばかりの状況にありながらガザに入る援助物資を積んだトラックは少数にとどまっていると指摘。海上桟橋に最初の支援物資が到着したとの情報は歓迎しつつ、物資輸送の効果や効率などの面で最良の方途は陸路とし検問所の再開を求めた。