イスラエル軍が難民キャンプに空爆、35人死亡 ガザ中部
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区中部で19日、空爆があり、子ども7人と女性9人を含む35人が死亡した。アクサ病院が明らかにした。
病院によれば、ヌセイラト難民キャンプへの空爆による死者数は遺体が運び込まれるにつれて増加している。死傷者の多くは同地域の家屋が破壊されたことによるものとみられる。動画には市民防衛のグループががれきから遺体を収容する様子が捉えられているが、残骸の大部分を移動させるための重機は映っていない。
ある女性は19日、CNNの取材に対し、女性の姉妹のものを含む5軒の家屋が倒壊して、子どもを含む多くの人々ががれきの下に埋まったと述べた。
女性は、7カ月前にも自身の家族に同じことが起きたと述べ、空爆によって母親と家族が死亡したほか、自身は負傷し、家もなくしたと語った。