ドミニカ共和国大統領選、現職が勝利宣言

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ドミニカ共和国で現職のアビナデル大統領(56)が勝利宣言を行った/Federico Parra/AFP/Getty Images

ドミニカ共和国で現職のアビナデル大統領(56)が勝利宣言を行った/Federico Parra/AFP/Getty Images

(CNN) 中米ドミニカ共和国で19日、大統領選が行われ、現職のアビナデル大統領(56)が20日までに勝利宣言した。今回の大統領選では犯罪と安全が有権者の最大の関心事だった。

正式な結果はまだ発表されていないが、選挙サイトによると、20日午後の時点でアビナデル氏の得票率が57.46%と大差でリードしている。

選挙管理委員会のリアルタイムデータによると、99%以上の投票所で開票が終了しているものの勝者はまだ確定していないが、主な対立候補だった二人は19日、ともにアビナデル氏の勝利を祝福した。

アビナデル氏が勝利すると、任期は2028年までの4年間。元経済学者で実業家の同氏は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)下にあった20年に初めて大統領に就任し、この地域で最も急成長している経済の一つを率いてきた。

アビナデル氏は2期目も経済成長を約束している。専門家らは、同氏が発展、改革、汚職との闘いなど1期目の優先事項を拡大すると予想している。

ドミニカとイスパニョーラ島を共有する隣国ハイチでは、政治的・社会的危機が悪化している。アビナデル政権はこの危機により、島の共有する国境と領空を封鎖した。

アビナデル氏は反ハイチ感情をあおっているとも批判されている。22年には米国大使館が、黒人や「肌の色が濃い米国人」に対し、移民取り締まりの中でドミニカ当局との「かかわりが増える」危険性があると警告した。

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