仏国民議会議長選、マクロン氏率いる与党連合の議員が再選
パリ(CNN) フランス国民議会(下院、定数577)は18日、議長の選出投票を行い、マクロン大統領率いる中道の与党連合に所属するヤエル・ブロンピベ前議長が再選を果たした。
7日に実施された総選挙の決選投票では左派の政党連合「新人民戦線(NFP)」が第1党となり、マクロン氏の与党連合が2位、右翼「国民連合(RN)」が3位に続いていた。いずれの党も過半数には届かず、 議会は膠着(こうちゃく)状態に陥るとみられていた。
ブロンピベ氏の再選も危ぶまれており、選出投票では2回の投票で過半数を得られず。それでも3回目にもつれ込んだ投票では220票を獲得した。
国民議会の議長は立法に関するスケジュールや優先順位の設定で重要な役割を果たすほか、主要な委員会の役職の任命も監督する。