モスクワ市長が「史上最大規模」のドローン攻撃を非難 ウ軍はロシアの93集落制圧
クルスク州への攻撃により、ロシアは自国領の防衛の強化に苦慮している。ウクライナ軍は20日、奇襲攻撃を開始して以来、ロシアの防衛網を突破して最大35キロ前進し、93の集落を制圧したと述べた。
モスクワのドローン攻撃
ロシア当局は21日、自国の防空システムが前日の夜からウクライナのドローン45機を破壊したと主張した。そのうち11機はモスクワ上空、2機はロシア西部のウクライナ国境沿いに位置するベルゴロド州、2機はクルスク州で破壊された。
モスクワのソビャニン市長は同日、テレグラムで「この試みはモスクワに対するこれまでで最大規模のドローン攻撃だ」と非難した。
ロイター通信はソビャニン氏の発言を引用し、ドローンの一部はロシア大統領府の南約38キロにあるポドリスク市上空で破壊されたと伝えた。
ソビャニン氏の発言によると、これまでの情報では負傷者や被害はでていない。ロイター通信はこの発言を独自に確認できておらず、ウクライナからのコメントはすぐには得られなかった。