ロシアに「平和の強制」を、ウクライナ大統領が安保理で訴え

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安全保障理事会の会合に出席したウクライナのゼレンスキー大統領=24日/Demaree Nikhinson/Pool/Reuters

安全保障理事会の会合に出席したウクライナのゼレンスキー大統領=24日/Demaree Nikhinson/Pool/Reuters

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、国連の安全保障理事会のロシアによるウクライナ侵攻について話し合う会合に出席し、安保理のメンバーや各国に対し、「協議」のための行動を呼び掛けた。

ゼレンスキー氏は、ロシアのプーチン大統領が国際的な規範や規則を破っており、プーチン氏自身で戦争をやめることはないとし、ロシアには和平を強制するしかないとの認識を示した。ゼレンスキー氏はロシアの犯罪への関与も非難した。ゼレンスキー氏は、ロシア軍がウクライナのエネルギー源を標的としており、すぐにでも原発を標的とする可能性があると警告した。

ゼレンスキー氏は「この戦争は単に消え去ることはない。だからこそ、この戦争は話し合いでは終結しない。行動が必要だ」と訴えた。

ゼレンスキー氏は週内にもバイデン米大統領に対して、自身の「勝利計画」について説明を行うとみられている。ゼレンスキー氏はその後、この計画について、11月に行われる米大統領選の大統領候補者や米議員、国際社会のパートナーにも共有する。この計画のなかには、ウクライナ政府が西側諸国に対して繰り返し要請している、長距離ミサイルシステムのロシア領内の標的に対する使用も含まれている可能性が高い。

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