ガザ北部から避難中のパレスチナ人、イスラエル軍から銃撃
この戦闘再開は、ハマスによる昨年10月7日の攻撃から1年を迎えたなかで行われた。
住民によると、ジャバリヤでの今回の戦闘はここ最近で最も激しかったという。
スルタンさん撮影の映像には苦労して歩く住民らが映っていた/Mohammad Sultan
2人の息子とともに自宅に残ることにした同市の住民であるモハメド・イブラヒムさんは、自宅の外で起きた爆発があまりに激しく、体が「震えた」と語った。
イブラヒムさんは「体が引き裂かれるように感じた」と語り、戦闘が始まったときよりも攻撃が激しさを増していると付け加えた。
イブラヒムさんは自宅の窓から、廃虚となったアパートの建物の間から煙が立ち上るのが見えたと語った。「北部からガザに逃げようとする人は死を望んでいる」
ジャバリヤは戦闘中に何度も攻撃の標的となってきた。ガザの他の多くの地域と同様に、住民はどこに避難すればいいのかわからないと話す。
イブラヒムさんは「私たちは石器時代に生きている」と言う。「良心も、人間性も、人権もない」