ジャーナリストの死亡過去最多、ガザ戦闘の1年間

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ハマスによる昨年10月7日のイスラエル襲撃の犠牲者を追悼する人々/Alexi J. Rosenfeld/Getty Images

ハマスによる昨年10月7日のイスラエル襲撃の犠牲者を追悼する人々/Alexi J. Rosenfeld/Getty Images

(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスによるパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まってからの1年は、報道の自由を擁護する団体の大半が紛争地域でのジャーナリストの死亡を追跡し始めて以降、報道関係者の死亡が最も多い年となった。

ジャーナリスト保護委員会と国境なき記者団によると、ガザの戦闘開始以降、少なくとも128人のジャーナリストが死亡しており、そのほぼ全員がイスラエルの空爆によって殺害されたガザのパレスチナメディア関係者だ。死亡したジャーナリストの一部は、報道関係者であることを示す防護服を着用していた。複数の報道機関と報道擁護団体は、イスラエル軍が故意にジャーナリストを標的にしていると非難している。

イスラエル軍は、ジャーナリストをあえて標的にしているのではないが、「軍事活動地域」にいる記者の安全は保証できないと繰り返し述べており、ハマスが意図的に「ジャーナリストと民間人の近く」で軍事作戦を展開していると非難している。また、パレスチナ人ジャーナリスト数人が昨年10月7日の攻撃に参加したか、ハマスのメンバーであると非難しているが、報道機関はこれを断固として否定している。

CNNを含む多くの報道機関は、ガザ地区にいる常勤スタッフとその家族をできる限り速やかに避難させた。ガザは出入りの制限に加え、反対意見の兆候に対するハマスの圧力もあり、報道を行いやすい場所では決してなかった。

イスラエルの記者らは物理的な攻撃が著しく増加していることにも気付いている。同国のジャーナリスト連合は、10月7日以降、治安部隊や民間人による物理的な攻撃が少なくとも40件発生したことを報告している。10月7日の攻撃ではイスラエル人ジャーナリスト4人が死亡し、他の記者らはかろうじて生き延びた。

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