写真で振り返る2024年、中東の紛争

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中東の衛星放送局アルジャジーラのガザ支局長がハズマ・ダハドゥ記者の親族をなぐさめる様子。ハズマ記者はイスラエルによるラファ空爆で死亡した=1月7日/Ahmad Salem/Bloomberg/Getty Images
写真特集:写真で振り返る2024年、中東の紛争

中東の衛星放送局アルジャジーラのガザ支局長がハズマ・ダハドゥ記者の親族をなぐさめる様子。ハズマ記者はイスラエルによるラファ空爆で死亡した=1月7日/Ahmad Salem/Bloomberg/Getty Images

(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスの間で断続的な交渉が何カ月も続いているが、この紛争に終わりは見えない。

停戦と人質解放への希望は幾度となく打ち砕かれた。協議は依然として停滞中だ。

協議にはイスラエル人の人質数十人や、パレスチナ自治区ガザ地区の人口220万人の命が懸かっている。人命救助目的の停戦を求めている救助機関によると、これらの人々は全員、「地球上の地獄」と化した包囲下のガザに閉じ込められ身動きができない状況にある。

イスラエルの爆撃を生き延びた人々(パレスチナ当局によると、爆撃による死者は4万4000人を超える)は、ガザ住民の表現を借りれば、包囲下での緩慢な死に直面している。状況は日増しに壊滅的になりつつある。

ハマスの戦闘員は2023年10月7日、イスラエルに対して空と地上から激しい攻撃を加えた。イスラエル当局によると、1200人以上が死亡、250人が人質に取られた。イスラエルはこのテロ攻撃から数時間以内に反撃し、ガザ地区で全面戦争を仕掛けた。

イスラエルが30年にわたりガザに出入りするヒトや物資の流れを制限した結果、ガザのパレスチナ人はすでに食料やきれいな水、電気、医薬品、住居が慢性的に不足した状況にある。何世代にもわたり住む場所を追われ、多くの人は難民キャンプで暮らしていた。

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