韓国、「超高齢社会」に突入 65歳以上が20%に

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韓国で人口全体に占める65歳以上の割合が20%を超えた/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

韓国で人口全体に占める65歳以上の割合が20%を超えた/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

ソウル(CNN) 韓国で人口の高齢化が進み、「超高齢社会」に突入したことが分かった。24日に発表された公式の統計で、人口全体に占める65歳以上の割合が初めて20%を超えた。

韓国政府の行政安全部が発表した最新データによると、総人口5100万人に対し、65歳以上の人口は1024万人に上っている。

国連の基準では、65歳以上の割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、20%を超えると「超高齢社会」に分類される。

韓国では近年少子化が目立ち、昨年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数)が世界最低水準の0.72まで下がった。

一方、最新データによれば女性の22%、男性の18%を65歳以上が占めている。

高齢化は欧州諸国でも進んでいるが、大量の移民流入によってその影響が抑えられている。一方、韓国や日本、中国は労働力不足への対策として移民を受け入れることには消極的な姿勢を示してきた。

韓国政府は少子高齢化対策に多くの予算を費やしてきたものの、成果は上がっていない。

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