米ボーイング幹部、787型機の早期復帰に自信
ニューヨーク(CNNMoney) 米ボーイング787型機の発火トラブルをめぐり、同社民間航空機部門のレイ・コナー最高経営責任者(CEO)は4日、米連邦航空局(FAA)に提出した対応策が承認されれば早期に運航を再開できるとの見通しを示した。投資家向けの会合で語った。
コナー氏によると、同社は発火の原因となったバッテリー問題の対応策を、2月22日にFAAに示した。同氏は28日、日本にも謝罪と説明に訪れていた。
同氏は対応策について、3段階の措置で発火トラブルを防ぐと説明し、その内容に「自信を持っている」と述べた。FAAの許可が下りた時点で、ただちに改善措置の検証に入るという。ただ、具体的な内容や運行再開の時期、最終的なコストは明らかにしていない。作業は運航休止中の50機から始め、続いて毎月5機のペースで生産継続中の機体に着手するという。