モデルにして起業家 「モデルプレナー」がファッション業界の最前線
セレブとパートナーを組む企業の仲介を務めるプラチナム・レイ・エンターテインメントのライアン・シンマン最高経営責任者(CEO)は「トップモデルの収入のうち、ランウエーからの割合は10~15%。残りはコマーシャルの出演料や自分のブランドからだ」と説明。
「以前は引退したモデルが自身のブランドを立ち上げていた。今は、たくさんのモデルが非常に早い段階から、ブランドの立ち上げについて考えている」と付け加えた。
シンマンCEOによれば、ソーシャルメディアの台頭によって、若いモデルが世界中からファンを集めやすくなった。「インスタグラム」や「フェイスブック」「ツイッター」を利用することで、以前よりも一般の人々に接しやすくなり、自分のブランドを売り込むことができるようになった。
しかし、魅力的で、若く、テクノロジーに精通しているからといって、トップモデルの収入ランキングで上位に入れるわけではない。もう一つ必要な要素がある。キャラクターだ。
「売り込む手腕は職業とはなんの関係もない。それは、人気と好感度にかかってくる」とシンマンCEOは語った。