「猫の日」を記念し子猫の宅配サービス 米新興企業
ニューヨーク(CNNMoney) 米国で「猫の日」に当たる29日、タクシー配車サービスを手掛ける新興企業ウーバーが、注文に応じて子猫を宅配するサービスを展開した。
ウーバーは普段、アプリで現在地を知らせると、タクシーやSUV(スポーツ用多目的車)などの配車が受けられるサービスを展開している。29日は注文できる項目に「子猫!」の選択肢が加わった。
宅配料金は20ドル(約2000円)で、子猫と遊べる時間は15分。カップケーキのおまけも付く。シアトル、ニューヨーク、サンフランシスコの3都市限定で、29日の数時間のみの提供となる。
収益はすべて各都市の動物保護施設に寄付される。子猫が気に入れば里親になることも可能。ウーバーはプレスリリースで「インターネットは子猫たちのためにある」とコメントしている。
このサービスのうわさはブログやソーシャルメディアでたちまち広まったものの、子猫の宅配を申し込もうと何時間も試みたがうまくいかないという苦情が続出した。一部では子猫を保護施設から行ったり来たりさせるのは虐待になりかねないと懸念する声もあった。