世界最大の航空機、飛行実験へ 英
国際援助団体オックスファムは、自然災害の被災地に救援物資を届けるために同機の利用を検討中。米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所もHAVと交渉を進めているという。
軍用では無人偵察機の競争も激化している。しかしエアロスペース誌のティム・ロビンソン編集長は「エアランダーには1つ大きな利点がある。無人機よりも重い荷物が積めるため、高性能のレーダーやカメラ、センサーを搭載できる」と指摘する。
民間用途についても同氏は、「滑走路も空港もいらない飛行機は被災地援助にとって非常に魅力的。ヘリコプターはどこにでも着陸できるが、積載量や飛行距離に限界がある」と話している。