「アフリカ人お断り」の中華料理店に反感 ケニア
(CNN) ケニアの首都ナイロビにある中華料理店が、夜間のアフリカ人客の入店を断ったと報道され、地元の人々の反感を買っている。
この店は飲食店の営業に必要な許可を取っていなかったことも発覚、経営者のチャオ・ヤン容疑者は逮捕された。
発端となったのは23日の地元紙デーリー・ネーションの記事。同紙の記者らが午後7時ごろにヤン容疑者の店に入ろうとしたところ、警備員から「アフリカ人の入店時間は終わった」と言われて入店を断られたという内容だった。
この記事によればこの店は、中国人やヨーロッパ人、インド人の同伴者がいない限り、夜間のアフリカ人の入店を認めていないという。しかしナイロビ選出のマイク・ソンコ上院議員と、店主の友人である元閣僚は、アフリカ人であっても「上得意」として夜の入店を認められているという。
この記事を受けて、ケニアのソーシャルメディアでは怒りの声が噴き出した。
Chinese will never be our friends. They are wired to look down on blacks. They love us for the roads tenders and ivory! #NoBlacksAllowed
— Donald B Kipkorir (@DBK017) 2015, 3月 23