タカタ会長が初の会見、謝罪 エアバッグ問題
東京(CNNMoney) 自動車部品大手タカタ製の欠陥エアバッグ問題で、同社の高田重久会長兼社長は25日、初めて記者会見を行い、死傷者が出たことと、直接の説明が遅れたことを陳謝した。
会見は株主総会(非公開)が行われたあとで開かれた。高田会長は創業家の3代目。
タカタ製エアバッグをめぐっては、破裂して破片が飛び、乗っていた人の顔や体に刺さる事故が起きている。当局はこれまでに、米国での7人、マレーシアでの1人の死亡とエアバッグの問題を関連付けている。
タカタ製エアバッグを搭載した自動車については世界各地で大規模なリコール(回収・無償修理)が行われ、米国では少なくとも3400万台の車が対象となった。米国で使用されている車の7台に1台の割合に当たる。