米国株、銃関連銘柄が軒並み急騰 フロリダ州の銃乱射受け
ニューヨーク(CNNMoney) 米フロリダ州オーランドで49人の犠牲者を出した銃乱射事件を受け、13日の米株式市場は銃の販売増大を見越して銃器メーカー、スミス&ウェッソンなどの関連銘柄が軒並み急騰した。
事件はオーランドのナイトクラブで12日未明に発生。翌13日の株式市場ではスミス&ウェッソンやスターム・ルガーの株価が10%近く上げたほか、弾薬メーカーのビスタ・アウトドアーズも上昇。ウィンチェスター銃のブランドを保有するオーリンや、スポーツ・狩猟用品小売りのカベラスもわずかに値上がりした。
同じことは過去の銃撃事件でも繰り返されてきた。
過去にはコネティカット州の小学校、コロラド州の映画館、サウスカロライナ州の教会、直近ではカリフォルニア州サンバーナディノで銃乱射事件が起き、多数が犠牲になった。
こうした事件が起きるたびに銃規制強化が叫ばれ、銃が買いにくくなることを見越して一時的に販売が急増していた。