航空運賃の謎、価格設定の仕組みは<5> 利用者側にも対抗手段

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利用者側にも安くチケットを購入するためのやり方があるという

利用者側にも安くチケットを購入するためのやり方があるという

(CNN) 一方、利用者の側でもテクノロジーを駆使し、徴収料金の最大化をにらむ航空会社に対抗することが可能になっている。

前回「航空運賃の謎、価格設定の仕組みは<4> 値上げ・値下げもほどほどに」はこちら

航空券検索サイトを運営するスカイスキャナーのような企業では、特定の便の運賃の動向を追跡することを可能にし、変動があった場合に自動で通知を受け取れるというサービスを導入している。

また一部の企業では、運賃予想のための技術も開発されており、運賃が低くなる公算が高い時期に航空便を予約する助けになるとしている。

米カリフォルニア州に拠点を置くFLYRでは、自社の運賃予想技術を使い、固定額の運賃を保証するサービスを展開している。これは金融オプション取引に近い。オプション取引では、後日の購入額が一定価格を超えるのを避けるため、あらかじめ低額の購入権利料(プレミアム)を払っておく。

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