米NY州知事、ケネディ国際空港の改修案発表 1兆円規模
空港本体絡みの設備更新には80億ドルを充てる見通し。このうちの70億ドルはケネディ国際空港に乗り入れているジェットブルー、デルタやアメリカンなど各航空からの資金提供を当て込んでいる。さらに残りの10億ドルはニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が負担する。
同じくニューヨーク市内にあるラガーディア空港でも80億ドルを投入した改修工事が進められており、一部施設は2018年に供用開始の予定。同空港の施設やサービスについてはバイデン副大統領がかつて「第三世界諸国の水準」とこき下ろしたことがある。
ケネディ国際空港では2008年、ジェットブルー航空が既存のターミナルビルを改造した自前の専用ターミナルを整備したことがある。