労災関連死が12年ぶりの高水準、仕事や事故別の結果公表 米

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2019年の米国の労災関連による死亡者のうち運転手が1481人だったことがわかった/Scott Olson/Getty Images

2019年の米国の労災関連による死亡者のうち運転手が1481人だったことがわかった/Scott Olson/Getty Images

(CNN) 米労働統計局(BLS)公表の最新データによると、2019年の労災関連死は07年以来12年ぶりの高水準となった。

昨年は5300人以上が死亡し、99分に1人が亡くなった計算となる。ここ5年は上昇傾向にあった。

仕事別では運転手が1481人と最も多く、労災関連死の5人に1人を占めた。民間建設業でも1066人が死亡し、こちらも12年ぶりの水準となった。

ただ、正社員10万人あたりの死亡率を見ると、漁業及び狩猟業が145人と最多。それに林業、パイロット及び航空機関士、屋根職人と続く。

事故別で見ると、輸送中の事故が2122人と最多。それに転倒が880人と続く。自殺や意図しない薬物等の過剰摂取もそれぞれ300人を超えた。

人種や民族別では、中南米系労働者の死者数が1088人で増加が最も目立った。3年前には879人だった。

仕事別の労災関連死者数ワースト5

1.輸送及び物資移動 1481人

2.建設・採掘 1066人

3.サービス 762人

4.設置・維持・修繕 438人

5.経営・ビジネス・財務 409人

事故別の労災関連死者数ワースト5

1.輸送中の事故 2122人

2.転倒 880人

3.他人または他の動物による暴力等による負傷(他殺や自殺含む) 841人

4.物体や設備との接触 732人

5.有害な物質や環境への暴露(物質の過剰摂取含む) 642人

仕事別の正社員10万人あたり労災関連死亡率ワースト5

1.漁業及び狩猟業 10万人あたり145人

2.林業 10万人あたり68.9人

3.航空機操縦士及び航空整備士 10万人あたり61.8人

4.屋根職人 10万人あたり54人

5.建設 10万人あたり40人

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