給油所半数でガソリン払底、ハリケーン影響で 米南部都市

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ハリケーン「アイダ」で損壊したルイジアナ州ロックポートのガソリンスタンド/Luke Sharrett/Bloomberg/Getty Images

ハリケーン「アイダ」で損壊したルイジアナ州ロックポートのガソリンスタンド/Luke Sharrett/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 大型ハリケーン「アイダ」の直撃を受けた米南部ルイジアナ州の主要都市バトンルージュとニューオーリンズで各市内にある給油所の半分以上がガソリンの払底に直面していることが2日までにわかった。

アイダの同州への上陸は先月29日だった。

燃料価格などの調査企業「ガスバディ」によると、米中部時間の1日午前7時時点でのデータではバトンルージュの給油所で52.7%、ニューオーリンズでは52.3%の比率となっている。州全体では約13%。

前日の午後7時時点では、バトンルージュが46.9%、ニューオーリンズ44.3%で備蓄のガソリン切れが増えていることになる。

これらガソリンスタンドには停電が続き営業していない店は含まれていないという。

給油所でのガソリン枯渇の背景には、アイダ襲来による輸送トラックの運転手の立ち往生、ガソリンスタンドにたどり着けない障害の発生やトラックがガソリンを積む施設での停電などの要因が含まれる。

米自動車協会によると、ガソリンの値段は高値を付けており、1日にはレギュラーが全米平均で1ガロン(約3.8リットル)当たり3.174ドル(約349円)と前日の3.159ドルから上昇した。

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