米大陸を横断する暴風雪、3500便が欠航

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人影のないチェックインカウンター=1月29日、ジョン・F・ケネディ国際空港/Winston Zhou/Xinhua/Getty Images

人影のないチェックインカウンター=1月29日、ジョン・F・ケネディ国際空港/Winston Zhou/Xinhua/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米中西部から南部の一帯が暴風雪に見舞われ、2日から3日にかけて空の便3500便以上が欠航となっている。

航空情報サイトの「フライトアウェア」によると、米ユナイテッド航空とアメリカン航空が拠点とするイリノイ州のシカゴ・オヘア空港は、241便が欠航となった。ミズーリ州セントルイス、コロラド州デンバー、ミシガン州デトロイトでも2日午後現在で300便が欠航となり、米国の欠航便は2日の合計で1700便に上った。

3日にはさらに状況が悪化し、これまでに1900便近くが欠航となっている。サウスウエスト航空が拠点とするテキサス州のダラス・ラブフィールド空港は、運航を予定していた便のほぼ90%で欠航が決まった。アメリカン航空のもうひとつの拠点があるダラス・フォートワース空港は、運航便の25%に当たる230便以上が欠航している。

ダラス・フォートワース地域やテネシー州メンフィスを含め、米南部の一帯では着氷が予想され、影響は週末まで続く可能性がある。米国では西部のロッキー山脈から北東部にかけての広い地域で、9000万人以上に風雪などの警戒が呼びかけられている。

気象予報センターの2日の予報によると、テキサス州からオハイオ州にかけては厚い着氷が予想され、雪や氷の影響が出る地域では気温が氷点下にとどまる見通し。雪や雨がやんでも数日間は平年を下回る寒さが続くことが予想される。

米国では1月下旬の週末にかけても暴風雪の影響で欠航が相次いでいた。

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