マクドナルドの新コンセプト店「コスマックス」週内オープン、スタバに対抗
ニューヨーク(CNN) 米ファストフード大手マクドナルドは6日、新しいコンセプト店舗「コスマックス」に関する詳細を明らかにした。
コスマックスは、スターバックスに対抗するカフェ形式の店になると思われる。この名称は、ほとんど知られていないマクドナルドの宇宙人のキャラクターに由来する。クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は7月の時点で「マクドナルドの全てのDNAを受け継ぎながら、独特の人格をもった小型コンセプト店」と説明していた。
ケンプチンスキーCEOは6日に開いた投資家イベントで、バーガーの大型化や店舗の増設などについて説明した後、故スティーブ・ジョブズ氏方式のイントロでコスマックスを紹介した。
「それからもう一つ」とケンプチンスキー氏は切り出し、「コスマックスです」と言及。「一部が宇宙人、一部がサーファー、一部がロボットだった1980年代のマクドナルドのキャラクターが、2023年にレストランを開いたとしたら、何が起きるでしょう」と問いかけた。
ロボットのサーファー宇宙人がスターバックスに対抗する店を開いてもっと魅力的な飲料をそろえ、それに自分の名を付ける――。それが答えだった。
マクドナルドは「魅力的な急成長分野」であるスペシャルティーコーヒーに進出したい意向だとケンプチンスキー氏は言う。
コンセプト店ではチュロフラッペ、スモアズ・コールド・ブリュー、チャイ・フラッペ・バーストといった飲料を試験的に販売予定。クッキーやアイスクリーム、サンドイッチなどもそろえる。
週内にイリノイ州ボリンブルックに開店する1号店を皮切りに、来年前半にかけてテキサス州内で9店舗の開店を予定している。