米ウォルマート、ロゴを刷新 創業者の帽子からアイデア
ニューヨーク(CNN) 米小売り大手ウォルマートが約20年ぶりにロゴを刷新する。過去にさりげなく敬意を示しつつ、新しいブランドアイデンティティーを展開する。
創業61年のウォルマートは13日、ロゴを一新したブランドアイデンティティーを発表した。創業者であるサム・ウォルトン氏の古いトラック運転手の帽子に触発されたという。
ウォルマートの新しいロゴは古いロゴよりも幅が広いフォントを使用している。新しいフォントは、1980年代から2000年代初頭まで使っていた書体から着想を得た。
ウォルマートによれば、ロゴによく使われている黄色の「スパーク」を残しているが、ブランドの新鮮さを保つために濃いめの青色を導入した。
右側の新しいロゴは古いロゴよりも幅が広いフォントを使用している/Walmart
新しいロゴは月内にもウェブサイトとアプリに登場し、時間をかけて1万500店舗でも展開する。
ウォルマート幹部は声明で「創業者サム・ウォルトンの遺産に根差した今回の刷新は、ウォルマートの進化する能力と、今日そして明日の顧客にサービスを提供するという長年の関与を示している」と述べた。
ウォルマートが前回ロゴを刷新したのは08年。当時は「Wal」と「Mart」の間にあった星印を外して文字を一つにまとめていた。