養蜂場のミツバチ、半数が集団死 原因はストレス?
かつて広大な自然保護区でさまざまな花に囲まれてミツバチのコロニーが存在していた米中西部の各地では、保護区の多くがエタノール生産のためのトウモロコシ畑に変わった。
トウモロコシにまかれた殺虫剤がミツバチの集める花粉に入り込んで蓄積し、ストレスを極限まで増大させているという指摘もあるという。
フロリダ州も樹木に農薬が散布されて「ミツバチ立ち入り禁止区域」になってしまったとフロッタム氏は嘆く。同氏は「良質の餌がなければこの国の養蜂業に未来はない」と話し、農家や州、政府に対してミツバチのための安全な土地を確保するよう訴えている。