米ウェブスターが選んだ今年の単語は「科学」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(C)NASA/ESA

(C)NASA/ESA

(CNN) 米辞書出版大手メリアム・ウェブスターはこのほど、2013年を代表する「今年の単語」を発表した。同社のウェブサイトで検索された回数を集計した結果、「science(科学)」が選ばれた。

英オックスフォード辞典は先月、今年の単語に写真の自分撮りを意味する新語「selfie」を選んで話題を呼んだが、ウェブスターは単語の検索回数とその伸びに焦点を当てた。その結果、scienceの検察回数が昨年の176%と、最も大幅に増えたことが分かったという。次点は認識、認知を示す形容詞の「cognitive」だった。

ウェブスターの編集者らによると、科学は昨年、気候変動や教育政策など、さまざまな分野で話題の中心になった。人工妊娠中絶の是非を巡る議論では「にせ科学」という言葉が飛び交った。

ウェブスターの選ぶ単語はこれまでも、インターネット上の流行にはあまり影響を受けてこなかった。昨年はオックスフォードが画像圧縮ファイルを作るという意味の動詞「GIF」を取り上げたのに対し、ウェブスターが選んだのは米大統領選の年らしく「socialism(社会主義)」と「capitalism(資本主義)」の2語だった。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Odd News」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]