トウガラシ大食いのフェスティバル開幕 イタリア
(CNN) トウガラシの産地として知られるイタリア南部ディアマンテで、今年もチリペッパー・フェスティバルが開かれる。その目玉イベントが大食い競争だ。
トウガラシ大食い競争は毎年恒例。挑戦者は胃が燃えるような感覚を味わうと、昨年の優勝者マウリツィオ・カポチアーノさんは言う。
カポチアーノさんは昨年、イタリアで最も辛いといわれるトウガラシ560グラムをたいらげた。「母が私に哺乳瓶を吸うのをやめさせようとしてトウガラシを振りかけたせいで、依存症になった」と自慢するカポチアーノさん。過去最高記録の800グラムを破ることを目指す。
男女10人の挑戦者は審査員と医師が見守る前で、畑から摘んだばかりの色とりどりのトウガラシが50グラムずつ乗った皿を何枚空にできるかを競う。一緒に食べられるのはオリーブオイルとパンのみ。水を飲むことは許されない。
優勝者にはリゾートホテル1週間分のペア宿泊券が贈られる。