ヘビが新郎の足をガブリ、挙式撮影中に噛みつく 米
(CNN) 米コロラド州で挙式したカップルが記念写真を撮影中に、新郎がガラガラヘビに足を噛まれて病院に運ばれるハプニングがこのほどあった。
新郎のジョニー・ベンソンさんと新婦のローラさんはコロラド州フォートコリンズの教会で20日に結婚式を挙げ、手をつないで夕暮れの草原を散歩した。写真家のマデリーン・ウィルバーさんは2人の仲睦まじい姿をカメラに収めていた。
ところがそこへ1匹のガラガラヘビがしのび寄り、ジョニーさんの足首にかみついた。
「私にできるのは、自分の仕事を続けて挙式の日のストーリーを撮り続けることだけだった」というウィルバーさん。それからも一部始終をカメラに収めた。
2人の結婚アルバムには、ジョニーさんの足をパークレンジャーが調べる写真、ウェディングドレス姿のまま病院へ付き添ったローラさんの写真、2人で手を組んで披露宴会場へ戻る写真が収まった。
ウィルバーさんは、これまでコスタリカのジャングルの中の挙式を撮影したり、絵になりそうな光景を求めて山歩きしたりしてきた。しかし今回の挙式でこれほどのハプニングは予想していなかったという。
ウィルバーさんは一緒に救急車に乗って病院まで付き添い、ガラガラヘビは毒を出さなかったと医師に診断されると、2人を乗せた車を運転して披露宴の会場に戻った。
ジョニーさんとローラさんは予定より1時間遅れただけで無事会場に到着。184人の招待客全員が2人を歓声で出迎えてハグ責めにした。
ウィルバーさんは、「結婚したてで初の試練にも平静を保ち、互いの手を取り合って切り抜けたローラさんとジョニーさんを尊敬する」と話している。