トランプ氏、仏大統領と長々の握手 安倍首相との時間更新
ワシントン(CNN) トランプ米大統領が14日、訪問先のフランス・パリから帰国する際、見送りのマクロン仏大統領と握手を交わし、「約25秒」の間、その手を握りしめる一幕があった。
マクロン氏との握手が続く間、付き添いのブリジット仏大統領夫人のほおにキスし、夫人の右手を左手で握る振る舞いも見せた。
トランプ、マクロン両氏間の長い握手は今回が初めてではない。5月にベルギー・ブリュッセルで会った際も起きており、代表取材に当時当たっていた米紙ワシントン・ポストの記者は「両大統領共に相当な力で手の平を握りしめあった。指の関節部分は白色に転じ、あごにはくいしばるような表情がかいま見え、顔面には硬直の様子もみられた」などと報じていた。
マクロン大統領はフランス地元紙との会見でこの握手について触れ、「確かにより深い意味合いがあった」と振り返り、「真実の瞬間だった」と形容していた。
トランプ大統領は日本の安倍晋三首相と以前会談した際も長さ19秒間の握手を披露して、話題を呼んだ。この模様は、握手が終わった後、安倍首相が驚いたような表情を見せたことなどからインターネット上で評判となった。
両首脳がいた部屋をメディア陣が離れた後、トランプ氏は安倍氏に「強い手だ」と語ったともされる。