ビッグベンが「最後の鐘」、再開は2021年を予定 英
(CNN) 「ビッグベン」の愛称で知られる英国会議事堂の時計塔の鐘が現地時間21日正午、大規模改修前としては最後となる鐘の音を鳴らした。
時計塔「エリザベス・タワー」の改修に伴い、ビッグベンは停止される。当局によれば、大きな音を出す鐘の近くは改修工事を行う作業員にとって安全に支障が出るためだという。
鐘は現地時間の21日正午を最後に沈黙し、次に再開されるのは2021年になる見通し。
鐘が設置された1859年以降で、最も長期の沈黙期間となる。ただし、特別な日には鐘の音を聞くことが出来そうだ。大みそかには新年を告げる鐘が鳴らされる予定となっている。
21日には議員らが集まり、正午の鐘の音が鳴り終わると、拍手が起こった。