ロダンの彫像、市役所の片隅で数十年ぶりに「発見」 米
パリにあるロダン美術館の元専門家に連絡を取ると、実物を見るために訪米するとの返事が来た。同専門家によれば、その彫像は何十年も前に行方が分からなくなっていたという。
モルティラロさんがCNNに説明したところによると、この彫像は1904年に制作依頼が行われ、4年後に実業家のトーマス・フォーチュン・ライアンが購入。メトロポリタン美術館で何年か展示された後、1933年にエセル・ジェラルディン・ロックフェラー・ダッジが競売を通じ購入した。 彫像は1942年、ハートリー・ダッジ・メモリアルに設置されたという。
財団によれば、彫像は少なくとも400万ドルの価値があるとみられているが、売りに出す予定はないという。