スペースXの月旅行、一番乗りはZOZOの前沢氏 2023年を予定
ニューヨーク(CNNMoney) 米宇宙企業スペースXが2023年に計画している月周回旅行に、日本人実業家の前沢友作氏が一番乗りで参加することになった。
衣料品通販サイト大手の「ZOZOTOWN」の運営会社スタートトゥデイで社長を務める前沢氏は18日の記者会見で、この経験をできるだけ多くの人と共有したいとの意向を示し、「芸術家6~8人を招いて同行してもらいたい」と語った。
旅行には、スペースXが開発している史上最大級のロケット、ファルコンベビーを使う。同社を率いるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によると、4~5日かけて月との間を往復する。
同社のグウェン・ショットウェル社長は17日、米首都ワシントン郊外での会見で、ファルコンベビーの開発計画を説明した。来年中に短時間の試験飛行を実施し、20年に軌道到達、22年に月か火星への貨物輸送を実現することを目指す。