凍ったアザラシのふんにUSBメモリー、動画と写真のデータ無事 NZ
(CNN) ニュージーランドでこのほど、凍ったヒョウアザラシのふんからUSBメモリーが発見された。しかも、ふんを解凍したところ、USBメモリーはきちんと稼働し、中から動画や画像が見つかったという。
ふん便のサンプルはロールパン2つ程度の大きさで、1年にわたって、ニュージーランド国立水・大気圏研究所(NIWA)の冷凍庫の中で保管されていた。
数週間前にふんの解凍が行われたところ、USBメモリーが見つかったという。
ヒョウアザラシのふんは科学者にとっては重要な素材で、そこから、アザラシが何を食べているのかや、全体的な健康状態、ニュージーランドの海域にどのくらいの期間いるのかといった情報がわかるという。
そうしたことから、ヒョウアザラシのふんを集めるプログラムがニュージーランドで実施された。2017年11月にニュージーランドの南島で回収されたサンプルのなかに、今回のUSBメモリー入りのふんがまじっていた。
USBメモリーの中から見つかった画像/UNKNOWN
USBメモリーの中には見知らぬ人物の休暇の様子が残されていた。
画像にはカトリンズ・コーストのアシカが写っていた。動画には赤いシューズをはいた人物がこぐ青いカヤックの近くをアシカの親子が泳ぐ様が収められている。これがUSBメモリーの持ち主の可能性がある。
NIWA is searching for the owner of a USB stick found in the poo of a leopard seal…
— NIWA (@niwa_nz) 2019年2月5日
Recognise this video? Scientists analysing the scat of leopard seals have come across an unexpected discovery – a USB stick full of photos & still in working order! https://t.co/2SZVkm5az4 pic.twitter.com/JLEC8vuHH0