ピューマを窒息死させた男性、格闘の様子を振り返る 米コロラド州
顔や手首からは血が流れていたが、そのままの姿で山道を約4.8キロ走り、駐車場近くで出会ったカップルの車に乗せてもらって病院へたどり着いたという。
医師の診察を受けたカーフマンさんは、左頬に大きな裂傷を負っていたほか、ピューマに噛まれた傷痕が無数にあった。頬の傷は19針縫う手当てを受けた。
ピューマはコロラド公園野生生物局が死骸を調べた結果、生後4~5カ月で、体重は16~18キロ。外傷を負い、首を絞められたことが原因で死んでいた。狂犬病の検査は陰性だった。
カーフマンさんは、今回のような目に遭っても、アウトドア生活を求めてコロラド州に転居してきたことは後悔していないといい、「ここは間違いなく、本物の野生生物が見られる特別な州」と強調する。ただし「一般的には距離を置いた方がいい」とも言い添えた。