オランウータンが男性に助けの手、ヘビ生息の川で ボルネオ島
(CNN) 東南アジアのボルネオ島でこのほど、ヘビが生息する川に入った男性に対し、オランウータンが助けの手を差し伸べる出来事があった。この様子を撮影した写真に世界中から反響が集まっている。
一瞬の出来事を撮影したのは、アマチュア写真家のアニル・プラブハカルさん。プラブハカルさんは友人と旅行で、ボルネオ・オランウータン生存財団(BOS)が運営する野生保護地を訪れていた。
プラブハカルさんはCNNの取材に、「一帯でヘビの目撃情報があり、管理人がやって来てヘビの駆除に当たっていた」「彼に近寄ったオランウータンが手を差し伸べる様子が見えた」と振り返る。
Anil Prabhakar/SWNS
プラブハカルさんは、こんな展開は予想していなかったと語り、「とっさにあの瞬間を撮影した。本当に感動的だった」と話している。
管理人はこの後、オランウータンから離れて水から上がった。オランウータンとの出会いはわずか3~4分の出来事だったという。
Anil Prabhakar/SWNS