レッドロブスターに青いロブスター、調理免れ動物園に寄贈 米オハイオ州
(CNN) 米オハイオ州にある飲食店レッドロブスターのチェーン店が仕入れたロブスターの中に、希少な青いロブスターが混じっているのを従業員が発見した。このロブスターは食卓行きを免れて、地元の動物園で保護されることになった。
同州アクロン動物園のフェイスブックの26日の投稿によると、青いロブスターは、同州カヤホガフォールズのレッドロブスターに勤務する従業員が発見した。従業員は、これがどれほど希少かを認識していたという。
レッドロブスターの店舗から青いロブスターを運ぶ従業員/Akron Zoo/Facebook
同動物園によると、青いロブスターは約200万匹に1匹の割合でしか存在しない。青い甲殻は遺伝子の変異による。
レッドロブスターのスタッフは、店のマスコットにちなんで青いロブスターを「クローデ」と名付け、地元の水族館に連絡を取った。水族館から紹介を受けた動物園は、特別な水槽を用意してクローデを迎えた。
動物園に新しいすみかを得たクローデ/Akron Zoo/Facebook
クローデの水槽がある展示館は、現在、新型コロナウイルス対策のため、一般客は入場できないという。
青いロブスターはこれまでにも各地で見つかっている。昨年5月にはマサチューセッツ州のレストランで青いロブスターが見つかり、地元の水族館に寄贈された。その数カ月後にはメーン州で青やピンクの鮮やかな色をしたロブスター2匹が捕獲され、続いて体が赤と黒の2色に分かれたロブスターが捕獲されていた。