虹色にきらめく火星の雲、探査車「キュリオシティ」が撮影

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科学者によれば、雲が虹色に見えるのは雲の粒子の大きさがほぼ同じであるためだという/NASA/JPL-Caltech/MSSS

科学者によれば、雲が虹色に見えるのは雲の粒子の大きさがほぼ同じであるためだという/NASA/JPL-Caltech/MSSS

再び同じ現象が起きた場合に備え、地球上のチームはキュリオシティに対し、1月下旬の早い時期に雲を探すように指示を送った。

するとキュリオシティのカメラは、氷の結晶で満ちた薄い雲を撮影。これらの氷の結晶は太陽光を散乱させることから、輝いて見える。一連の画像は単に魅力的な光景というだけなく、科学者が火星での雲の形成について理解を深める助けにもなっている。

キュリオシティのマストに搭載されたカメラが日没後にとらえたカラー画像には、光り輝く雲が写っている。

こうした雲は氷の結晶で充満しており、夕暮れの太陽光を反射するため、日没に伴い虹色がかった輝きを帯びる。そして太陽光が消えるにつれ、雲は暗くなっていく。

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