中国人宇宙飛行士、2度目の船外活動を実施 宇宙ステーションの建設作業で
宇宙飛行士らは今年7月、最初の船外活動を実施し、次世代の新型宇宙服やロボットアームの試験などに当たっていた。
中国にとり、宇宙での船外活動は08年以来2度目の実施となる。
有人の宇宙ミッションとしては同国史上最長の3カ月にわたる今回の軌道飛行の間、さらなる船外活動は予定されていない。今回の任務が終了した後は、さらに別の宇宙飛行士3人を乗せた宇宙船と実験モジュール2棟が宇宙ステーションへと送り出される。
宇宙ステーションが完成すれば10年間にわたって運用される予定となっており、15年まで延長される可能性もある。大きさの点では国際宇宙ステーション(ISS)に及ばないものの、長期間滞在する宇宙飛行士たちが恒久的に居住するよう設計が施されている。