米議会議事堂に出没のキツネ捕獲、議員がズボンかまれる被害
ベラ氏は「足の後ろ側に何かがぶつかった感じがした。驚かすようなことは何もしていなかった」と証言、「小さな犬のような感じだった。誰かの犬だと思ってすぐに飛びのいた。長い傘を持っていてよかった。そのおかげでよけられた」と話している。
広報の説明によると、キツネの歯はベラ氏のスーツを突き抜けていたが、ベラ氏がかまれたのかどうかははっきり分からなかった。ベラ氏は、出血はなく、皮膚にかまれた傷はないようだと語った。
ベラ氏は念のため、4日夜に病院を受診して、狂犬病や破傷風予防の接種を受けた。
議会警察の注意喚起メールによれば、議事堂の敷地内でキツネに襲われた、あるいはかまれたという報告が4日に寄せられたほか、5日にも近くでキツネが職員に近づいてきたという報告があった。
メールでは、キツネを見かけても近寄らないよう呼びかけ、動物管理当局がキツネを捕獲して別の場所に移すため、敷地内で捜索を続けていると説明していた。