上空の「爆発音」、大気圏に突入した隕石によるものの可能性大 米
(CNN) 米国のユタ州の北部やアイダホ州の南部の一部で13日に聞こえた大きな爆発音は、隕石(いんせき)が大気圏に突入して爆発したために発生した可能性が最も高いことがわかった。ユタ州のコックス知事が明らかにした。
コックス氏は13日午前、ソルトレークシティーをランニング中に大きな音を聞いたとSNSに投稿していた。
コックス氏はツイッターへの投稿で、地震や軍施設とは無関係であることを確認したと明らかにした。
米国立気象局(NWS)はレーダーマップのスクリーンショットをツイッターに投稿した。画像にはユタ州のデービス郡とモーガン郡の上空に2つのピンクと赤のピクセルが写っている。
NWSは当該のピクセルについて、人工衛星やレーダーにおける雷雨の証拠とは関係がないが、隕石の痕跡や閃光(せんこう)の結果である可能性が高いと述べた。
ユタ州の人々はSNSに、爆発音が聞こえたときの動画を投稿した。スキーリゾートで撮影された動画には隕石が空を横切る様子が捉えられていた。