アジアゾウに「奇跡の双子」、動物園で赤ちゃん誕生 米ニューヨーク州
(CNN) 米ニューヨーク州の動物園で極めて珍しい双子のゾウの赤ちゃんが誕生し、関係者を驚かせている。
アジアゾウの双子の赤ちゃんは、同州シラキュースのロザモンドギフォード動物園で10月24日、メスの「マリ」とオスの「ドク」の間に誕生した。
ゾウの双子が生まれる確率は1%未満。誕生したとしても、ほとんどが生き延びることはできない。
動物園の発表によると、最初の赤ちゃんは午前2時ごろ誕生し、体重は約100キロだった。
その10時間後、マリが2頭目の赤ちゃんを出産して関係者を驚かせた。体重は約107キロあったが、見るからに最初の赤ちゃんよりも弱っている様子だった。
このため飼育員や獣医師がすぐに対応し、赤ちゃんの状態を大幅に改善させることができたとしている。