太古の氷河の跡、火星で発見 水が存在する可能性示唆
「我々の考えでは、下にある氷の形を保ちつつ氷河の上で塩が形成された。クレバス・フィールドやモレーンの帯のような細部に至るまで形が保たれた」(リー氏)
研究チームは氷河の規模について、全長6キロ、幅約4キロ、高さ1.3~1.7キロだったとの見方を示している。
氷河の詳細を示した高解像度の画像/NASA MRO HiRISE/SETI Institute/Pascal Lee
この氷河は「アマゾン代」と呼ばれる火星の地質時代に存在した。アマゾン代は29億年前に始まり、今も続いている。